HPがプチリニューアル。それと同時に3つの新しいコラムの連載がスタート。スタイリスト、フォトグラファー、格闘家、それぞれ全く異なるバックグランドを持った3人による連載。計画当初まったく意識してなかったのだけど、実は3人には共通点がある。それは、小さな子を持つ親ということ。
"親" というチャンネルは、今までのNEPENTHESにはあまり無かった部分。
しかし考えてみれば、NEPENTHESのお客様の年齢層は非常に幅広く、このHPや店を訪れてくれる人達の中にもパパやママは大勢いる訳で、この新しい感覚はきっと多くの人に共感を持って受け入れられるのではないかと思う。
そして、来週には秋冬シーズン最初のREMIXがアップされる予定。今回登場するのは、スタイリストとして活動しながら自らのブランドもプロデュースし、小説も書いてしまう "奇才" 本間良二。写真、モデル、音楽、アートワークの全てを1人でこなし、創りあげたビジュアルストーリー。
アップは8/6月曜日。

始まってみるとオリンピックがやっぱり面白く、ついつい夜更かし観戦で寝不足気味。しかも今回は日本選手の調子が良くないから、目覚めの気分はさらに今ひとつ。特にお家芸である男子柔道が非常によろしくない状況。
73キロ級決勝では日本人選手に勝ったロシアの選手が、試合終了後にわざわざ相手に馬乗りになり勝利をアピールしたことが話題になっている。

写真って怖くて、これだけ見ると確かにサイテー野郎に見えるけど、実際に動画を見たら分かるように馬乗りになったところで、まず相手の頭に手をやり頬を相手の肩口に寄せている。ほんとにデリカシーの無いヤツだとは思うけど、これは外国人特有の感覚であって、決して相手を侮辱しようとした訳じゃないと思う。
ただ、これが良い例で、日本で生まれた柔道は世界へ広がっていくにつれ "JUDO" になり、武道からスポーツになりつつあるのだろう。広まったのは柔道の文化というより、柔道という競技のルール。選手は柔道家ではなくて、JUDOファイター。寂しいけどそれは仕方ない。
日本柔道男子はオリンピックで初めてとなる金メダル0の状況で、残すところあと3階級のみ。その3階級は全て重量級で外国勢の層が厚いから、きっとさらに厳しい戦いになるだろう。何とか重圧を乗り越えて、かっこ良い "柔道家" が頂点に立つ姿を期待したい。