NEPENTHES NYがあるのは38丁目の西側、ヘルズキッチンと呼ばれるエリアにある。初めてくるお客さんが一様に驚く意外なロケーション。でもそれは最初の東京の店も大阪の店も同じことで、何となくうちのスタイルなのだと思う。お陰さまで、この38丁目の店もだんだんと顧客の方々に浸透し、すっかり街に定着してきた。店では定期的に色々なイベントが行われていて、今はKENZO MINAMIさんの作品展と、グラマシー ツールスのポップアップショップ、そしてデッドリー ドラゴン サウンドからの様々な音楽が店内で紹介されている。日本の皆さんもきっと楽しめるはず。


店が入っているビルの上の階に、NEPENTHES AMERICA INC. つまり、ニューヨーク オフィスがある。下に降りればすぐ店で、すぐ行き来できるようになっている。自分が居たころからいる3人は変わらず元気そう。トッドさんは何だか年々若返ってる。カーリーヘアー、坊主、ときて今は短髪。次の髪型が楽しみ。

そういえば、滞在中にちょうど店に入荷してきたのがこれ。

大器さんから構想を聞いてたときから楽しみにしてた、トリッカーズへの別注シューズ。グレーのニューバランスをモチーフに、グレイスウェードとコーデュラナイロンで制作したウィングチップがついに完成。スニーカーの代わりに、スウェットにもグレーのウールパンツにも合いそうで、見てるだけで想像が膨らむ。日本では青山のENGINEERED GARMENTSでの展開が決定。きっと来週には店頭に並べられるはず。

NYで親しくしていた夫婦に子供が!こういうのも旅の楽しみ。起きてるあいだ中、ずっと動き回るコウ君。元気でよろしい。

アートブック屋さんでバンドCRASSのアートワーク集を偶然発見。自分へのお土産に決定。

想像以上に盛り上がっていたブルックリン。小さなカフェやレストラン、セレクトショップなど様々なお店がたくさんオープンしていて、街がすっかり様変わりしてた。ブルックリンブリッジを渡ればすぐマンハッタンで、地下鉄ならLラインですぐ。ホテルも出来てるし、若い人なら特にマンハッタンに泊まらないNY旅行というのもあり得る感じ。
若者の海外旅行離れが言われて久しいけれど、やはりNYは若いうちに一度は行くべき。なぜなら若い時の方がきっとこの街を満喫できるから。海外に行くことで母国の事も見えてくる。面白いか面白くないかも行ってみないと分からない。でも、アントンも言っている、この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる、迷わず行けよ、行けば分かるさ。 DAAAHHH!