ただいま営業部はバイヤー向け展示会の真っ最中で、大器さんもNYから来日中。展示会中は何かと来客も多く夜も賑やか。大人同士が夜に落ち合って、シラフで長話しも何だか照れくさい、ということで連日酒を呑む。EXILEの公式飲料がレモンサワーなら、NEPENTHESの公式飲料はウーロンハイ、というくらいお酒にはお世話になりっぱなし。前日いかに呑んでいようが席に着けば「とりあえずビール」となる。
酒を呑むのは時間の無駄、呑まないのは人生の無駄、なんて言うけれど、気が合う相手とのお酒を介した時間は格別。その一杯の為に働くのか、働く為にその一杯を呑むのか、これがなかなか難しい問題。
そんな先週、一緒に呑んでいたスタイリスト?本間良二と最近観たドキュメンタリーの話しになり、お互いの去年のベストが偶然同じTV番組で、思わずシェイクハンド。
その番組とは「NNNドキュメント'14」で放送された
「ふたりの桃源郷 最終章」。
その時、後で皆に詳細を送るといっていた良二からは連絡なく。どうやら、その後朝4時まで呑んでいたという情報も有り。きっと忘れてると思うので、ここで少しご紹介。
「山で暮らす夫婦と、それを支える家族の23年間の記録。過去の放送でも多くの反響があり、5年前には第4回放送文化大賞グランプリを受賞した『ふたりの桃源郷』の最終章だ。夫婦が暮らした桃源郷は、電気も水道も通っていない不便な山。「食べていくだけのものは自分で作る」と、戦後間もない頃に夫婦で切り開いた土地だ。一度は大阪に出るが還暦を過ぎてまた山へ戻り、余生を送った。夫は山への思いを最期まで貫き、妻は静かに老いていく。寄り添い続けた娘夫婦は、親との残された時間を大切にした。夫婦とは、家族とは、生きるとは—。山で暮らす夫婦と支える家族の姿は問いかける。現代社会に生きる私たちが忘れかけている大切なことを…。」番組HPより

お母さんがすごくチャーミングで、山にいるお父さんを呼ぶ声が耳から離れない。人間関係の至高の姿のように思えた。製作した山口放送に拍手。放送は終わってしまったけれど、どうにかすればきっと観れます。
ついでにもう一つ、録画しておいたのを最近観てすっごく面白かったのがNHK「地球イチバン」で放送された
「世界一走り続ける民」。メキシコに住むララムリと呼ばれる世界最強のは走る民族タラウマラの人々のドキュメンタリー。案内役の魔裟斗も凄く良い感じ。

何しろこの人達は裸足やサンダルみたいな靴で、山岳地を100kmとか160kmとかのウルトラマラソンをトレーニングもせずに走って、上位を独占してしまう人達。高地で子供の頃からただ単にボールを蹴りながら競争する遊びを、朝4時まで必死になって遊んでしまうはちゃめちゃさ。こんな生き方してる人がいるってだけで素晴しい。

レースの映像では、山岳コースのあちこちに青い葉をしたユッカやアガベの野生の姿も観れて、やっぱりメキシコ行ってみたいなあと植物浪漫紀行も夢見たり。
これもどうにかすればきっと観れます。是非。
なんて書きつつ、また麦ジュースことビールを飲みに桃源郷へ出発。。