冬季オリンピックを盛り上げるかのようにいきなり雪。すっかり春に向かってた気分もしばしの小休止。切り替えてオリンピックを楽しんだ。羽生選手の金はもちろん、快挙の連続で人々の記憶に残りそうな今大会、中でも個人的には日本スノーボード陣の活躍が嬉しい。
スノーボードは新しいスポーツの在り方を象徴してるように思う。代表選手のユニフォームの腰履きがけしからんと問題になった時もなんてナンセンスなんだと思ったけど、スノーボードを始めとする
X GAMES系のスポーツは、そのスタイルを競うもの。規律を守る事や生真面目であることに重きを置いた軍隊的な文化とは正反対で、格好良ければ何でもあり。旧態依然とした考え方に当てはめて考えちゃいけない。スタイルは個性的であればあるほど良い訳で、その自由なバーリトゥード感が自己責任の上に成り立っているのが素晴しい。
今回ハーフパイプで日本に二つのメダルをもたらした平野選手と平岡選手、そしてスロープスタイルで入賞した角野選手はみんな10代。格好良さを競い合うこの新しいスポーツカルチャーを日本が引っぱる時代が来るとは。。破壊王的に言えば、
時は来た。それだけだ。
時は来たと言えば、いよいよ
石川祐樹さんの書籍発売がいよいよ発表となりました。
物凄く嬉しいです。3月14日より全国の書店にて発売。
「蝶々の心臓」、宜しくお願いします。
書籍化決定!
このコラムから初の書籍が誕生します。ご期待ください。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「蝶々の心臓」
3月14日宝島社より発売
定価1300円+税
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。