引き分け。開幕したと思ったら、もう崖っぷちとなってしまったワールドカップ。何とか上手い具合に進んでもらって、このお祭りをもう少し長く楽しみたい。それにしてもサッカーは見ていて面白い。スピードに乗ったときの疾走感やリズミカルなパス回し、ボールの行方に合わせ選手が一斉に動くダイナミズムは、見てるだけで快感。そして日本人選手のレベルの高さにも感動。"ドーハの悲劇"直撃世代だから、なおさらそう感じる。今の子供達が大きくなる頃には、そりゃあ凄い代表チームになるんじゃないかと今からわくわくする。
そんなサッカーで唯一嫌いなのが、わざと倒れたり、痛がって時間使ったり、ファールしてねえよって審判にアピールする悪しき伝統があること。何かせこい。文句言ったら一発退場にすれば、かっこいい選手のぶざまな姿も見ずに済むのではないかなんて思ったり。まあそれもカルチャーなのかな。
わくわくすると言えば、ボルダリングの白石阿島ちゃん。NY在住の天才ニンジャプリンセス。2001年生まれのこんな大和撫子がいるなんて最高。がんがん活躍してほしい。
そういえば、家族でNY滞在中の石川さんが、NEPENTHES NYに遊びに行ってくれた模様。娘の真優ちゃんは今回で2回目のNY訪問。石川さんは家族でたくさん旅行をする。きっとこういう経験が後からじわじわと効いてくるのだと思う。真優ちゃんがどんな女性へと成長していくのかとても楽しみ。

週の始めには博多へ来訪。店の花壇にあるブーゲンビレアの古木がすっかり根付いて成長し、花を咲かせ始めていた。夏頃には紫色の花が満開になって、当初思い描いていたイメージがようやく完成するのではないかとわくわく。
そんな博多店ではマスクメイカー村山伸の展覧会を開催中。
九州地方の皆さん、是非お出掛け下さい。


好評発売中!
このコラムから初の書籍が誕生しました。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。