
見た事ないけど、ソコトラ島のドラセナ シナバリにも負けてないんじゃないかと思う新宿御苑の多行松。デング熱フィーバーのせいで暫く行けなかったお気に入りスポット、新宿御苑がやっと再開。長かった。とっても嬉しい。


芝生がほんとに気持ち良くて、裸足で歩けばじわじわと足裏から地球を感じる。樹木や小径も多彩で、季節ごとに違った楽しみがあり一年を通じて飽きがこない。冷静に考えたら、こんな綺麗な芝生をずっとキープしてるのって凄い事。うちなんて、博多の店の花壇の芝生をキープするだけで一苦労。近所の(にっくき)野良猫の尿攻撃にあったり、台風の長雨と湿度にやられたり。こんな芝生に自由に入って良いというのは本当に贅沢。
普段は日陰の草としてよく使われるツワブキも、こんなに群生して一斉に開花するとどきっとさせられる。

いつもながら、一番のお目当てはこれ。植物園。まずこの建物の作りがガラス好きには堪らない。開閉式の屋根の窓もすごく良い。蘭とコウモリランから始まるその内容もセンスが合うっちゅうか納得の構成で、毎回新しい発見が楽しい。

オオオニバスは子供頃から憧れの生き物。一度で良いから乗ってみたかったけどもう無理。沈む。叶わぬ夢もあるもんだ。

そして、この青白い葉を持ったヒメオニソテツの様子をチェックして帰るのが毎度のパターン。いつ見てもクールで孤高な奴。凄いカリスマ性。



なるほど、外ならだんだん休眠する蚊も、温度の高い植物園内だと活動してる可能性がある訳だ。大変だなあ公園側も。

それならこっちも、来年はこんな感じか。(来春発売)

好評発売中!
このコラムから初の書籍が誕生しました。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。