さあ。

さあさあ。

札幌の朝は、このセレクションからサンドイッチを選ぶところから始まる。
大器さんは、早朝から強気のタンドリーチキン。さすがだ。
要先輩は、皆にタンドリーチキンを薦めておいてからの〜、ホットドック(別コーナーに設置)。まさかの特別枠。自分は今回コロッケにしたけど、一回ここでジャムを選んだら皆に引かれた。

ここのすごいところは、24時間営業なこと。ずっと休み無く作って売り続ける。夜の仕事のお客も多く、釣りの前の早朝にベロベロの若い子を見かけることもある。向かいにはセイコーマートがあるので気分が乗らないときはホットシェフコーナーからおにきりを選べばいい。早朝から深夜まで、北海道はほんとに食べ物が楽しい。札幌で行く所に迷ったら、SOUTH2 WEST8のスタッフに気軽に聞いてみるのが吉。きっと何でもリクエストに応えて教えてくれるはず。
最近のお薦めとして要さんが話してくれた店はカレー屋。スタッフの金住が紹介してくれたそうで、カレーはカレーでもなんとパキスタンカレー。メニューも一個しかないそう。店は札幌から川への途中なのだけど、残念ながら釣りをしてると行くタイミングが無い。夕方と早朝に店の前を通るだけだった。店の外壁には「果ての 果てまで行ってみないか」と書いてあった。。店の名はカラパト。気になる。

毎回色んなことがおこる釣行だけど、今回はパンクを初体験。
これ、案外現場だと凹む。そこからの予定が一気に白紙になると思うと滅入るのだ。しかし、なんだかんだで素早いサポートを受けられ、40分くらいで新しいタイヤに交換できた。その間、熱を持った車体にスズメバチが寄って来て気が気で無かった。
二回刺されると、アナフィラキシーショックで最悪は死に至る訳で、一回刺されたらリーチ。自分の性格を考えると、リーチがかかった状態で森や川へは行かないだろう。となると、リーチの時点でアウトドア卒業となってしまう。それは困る。。

パンク時に見当たらなくなったホイールを見つけ出した要さんとNYオフィスの健太。
要さん若干ドヤ顔で、プロレスのタッグチームみたい。

京極町にある尻別川で釣ったアメマス。
ひとり薮のなかを心細くなるまで分け入って、そっと竿を出して手にした一匹。ポイントに付いたと思ったら、上流にラフティングのボートが見えた。遠くから探っていくのを諦め、しかたなくいきなり本命の流れにエサを流すと、何投目かで目印が動いた。流しきったところでかけたので、かなり慎重に取り込んだ。その途端、ラフティングのグループの大群が流れ下ってきて、赤や青のボートで川は一気に様変わり。ポイントに着くのがあと五分遅かったら、竿を出すことも無く終わっていただろう。ラフティングの人達を見送る目も、だいぶ違っていたはずだ。
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ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
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