札幌SOUTH2 WEST8が晴れてリニューアル。
以前のヘビーデューティなインテリアを再現し、新たに渓流釣り専門のインショップが誕生。
詳しくはこちらから →
一番の見所はやはり、和を取り入れたインテリアのインショップ。
正面に掛けられた書は、書道家の神郡宇敬先生の作品。滲む墨がみずみずしく、北海道の「鱒」が活きいきと跳ねる様子が、勢い良く表現されている。筆一本で無限の創作ができる書に、鱒マス興味が増すばかり。
作品が傾いてることに気がついた人も多いはず。これは掛け軸を制作してくれた軸装家さんのアレンジ。左に空いた空間には、私たちが前に進んで行く余白の意味合いをイメージしてくれたそう。アヴァンギャルドで大胆。うちが好きなテイストを、なぜ分かってしまったのだろう。

インショップの中には北海道に生息する鱒たちもずらり。イトウ、アメマス、サクラマス、ニジマス、どれも立派な体格のハンサムばかり。こんな美男子にいつも会いたい。一番大きなのがイトウ。これは誰かのために作られた古い剥製を整え直したもの。数が少なく貴重な魚なので、自分たちで釣ったものはもちろんリリースしてる。どんな魚も基本的にすべてキャッチアンドリリースだけど、年を重ねた大物ほど畏れ多い。リリース時の蘇生作業にも神経が必要。

スタッフも心待ちにしていたランディングネットがオープンと同時に販売開始。銘木を使ったハンドメイドで、長い制作期間をかけた入魂の逸品。ネットカラーのタイダイが肝。どうせやるならやっぱり愛着の持てるこだわったものを持ちたい、そんな方にぴったりです。しかし、タイプによってはすでに品薄。。お好きな方は是非お早めにお願いします。。

張り切りすぎたのかオープンのあと寝込んだけど、良い店ができて素直に嬉しい。
東京では来季の展示会を開催中で、札幌から要さんも来襲。この2週間ほんとよく会ってる。。
要さんは本日発売の雑誌「UOMO」の渓流釣り特集(!?)にも登場してます。必見です。

好評発売中!
このコラムから初の書籍が誕生しました。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。