太ももの上に、発売中の雑誌「BRUTUS」P121。端的で的確な説明が流石。

うがつ【穿つ】
穴をあける。掘る。また、突き通す。貫く。(goo辞書から引用)
恥ずかしながら読めなかった。
流木に「穿つ」。実はこれが単純に見えて非常に難しい作業。穿つためには、まず木材を動かないように固定しなければならない。角がきちんと90度の四角い木材であればたやすいことなのだけど、流木のように形がランダムなものは、まず固定自体が出来ない。固定出来なければ「穿つ」ためのマシーンも使えず、手で掘るには仕上がりも不安定で量産も出来ない。これがまず最初の関門。自分でやってみるとよく分かる。

しかも、一つひとつの流木の形から、どこに穿ったら素敵かをそれぞれの職人(GOO FACTORY)が見極めて穿りたいから、固定の仕方は毎回違って自由度が必要。なのでまず、木材を固定するための器具を考えることから始まり、それを特注してようやく制作に漕ぎ着けた。その器具がこちら。。なのだけど、モザイクですいません。お察し下さい。。

この
「BRUTUS」植物特集では、インテリアという視点から生きた植物ではなくドライプランツを紹介させてもらいました。
伊藤鉄也さんが素晴らしい写真を撮ってくれたお陰か、校了間際の急なページ制作だったのに4ページも。しかも、自分で作って本棚に置いておいたエクメア・トリアングラリスが表紙になっててびっくり。見る度に、何とも表現できない感情がじわじわと来る。モデル事務所の社長って、いつもこんな気分なのかな。恥ずかしいような嬉しいような。見たいような見たくないような。

何しろ、前回の植物特集も大好評売切れ御免だったそうなので、
こちらも品切れになる前に是非。
好評発売中!
このコラムから初の書籍が誕生しました。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。