広告が目に入って足が止まった。写真がいいなあ。そうだよなあ酎ハイは透明なのがいいんだよなあ。商品の缶を使わず、ジョッキなのがいいんだなあ。コピーもいいし、まさにストロング。なんてことを考えながら、居酒屋に行くことばかり考えてしまうのはアル中か?でも、商品が欲しくなってる訳じゃないから、広告としては問題なのか?…。広告といえば、大量投下されるのが携帯電話のCM。犬がしゃべるシリーズに最初からまったくハマれない。単純に、犬が吠えてるだけで喋っているように見えない。口の部分をCGにしてくれたら、もう少し感情移入できたんだけど。
広告やTV番組で嬉しいのは、演者がうちの商品を着てくれてるのを見つけたとき。最近だと宮藤官九郎さん監督脚本の映画「TOO YOUNG TO DIE!」。観ていたら、我らが
木村充揮さん が出てきて、なんと「REBULD by NEEDLES」のシャツを着てくれていた。前にうちからプレゼントしたものだったので余計嬉しい。肝心の内容は、地獄を舞台に現世への転生を目指す高校生の無茶苦茶な物語。宮藤官九郎さんは同じ年で、いつもどこかロックの匂いがして、その感覚がすっと身体に馴染む。「TOO YOUNG TO DIE!」を「若くして死ぬ」と訳すところがすでに秀逸。閻魔大王役の古田新太さんが最高。尾野真千子さんも良かった。大好きな荒川良々さんも観れて満足。ぜひ劇場へ。
映画「TOO YOUNG TOO DIE!」オフィシャルサイト
ついでにもう一つ。このパパラッチによる写真は、ヒップホップスター、カニエ・ウェストの奥さんキム・カーダシアンとその愛娘ノース・ウェストちゃん。
この夫妻はご存知の通り、アメリカでは超がつくセレブリティー。世間を騒がせつつ、カニエさんは素晴らしい楽曲を作り続けるという正しいセレブ道を邁進中。このノース・ウェストちゃんのカーディガン「NEEDLES」ファンならピンと来るはず。これはなんと、前秋冬にリリースしたゼブラ柄のモヘアカーディガン。もちろんベビーサイズでのスペシャル個人別注。こりゃかわいい。。カニエさんのセンスに脱帽です。
そんなカニエさんの新曲「FAMOUS」。このMVがまたヤバイ。アメリカのショービズ界は本当なんでもありのバーリトゥード。日本とはスケールが違うのは否めない。
http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/5/nid/29173.html
梅雨も明けて気分はこんな感じ。やっぱりキンキン!の酎ハイが正解。
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好評発売中!
このコラムから初の書籍が誕生しました。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。