Director's Note

by TOKURO AOYAGI

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2019.05.10

なんだか

NEEDLESの新たなコラボレーション企画が進行中。ひとつ終われば、またすぐ次を。新しいプロジェクトがNEPENTHESを生かしているようなもの。海外のイベントや今までとは違う分野への取り組みの話など、打ち合わせ後も話は尽きず、令和も忙しくなりそう。それにしても、ANGELO RUFFOのミュールは清水さんに似合い過ぎで、自分でデザインしたんじゃないかと思うほど。 ショールームに届いていたBEAUTY&YOUTHさんのイメージブックに目が留まる。 このロケーションはNEPENTHES LONDONのすぐ裏だ!自分たちも撮影で毎日ぐるぐる回っていたから一瞬で分かった。今季の気分はロンドンという感じだったのかなと想像しながら見ていたら、スタイリングは宇佐美陽平。
そういえば店に来てくれたって聞いたなと今頃合点がいった。なんだか嬉しい。 この辺りは静かで、ナイスなレストランも多いしホテルも多くて、本当に穴場。ページの関係で『NEPENTHES in print』#11には掲載しなかったのだけど、個人的オススメはシーフードレストランNORTH SEA FISH
良い店です。

イメージブックには取り扱って頂いているNEPENTHESからのアイテムも多数掲載。これは〈Aie〉のパンツ。
やっぱりタータンが入ると途端に英国気分がアガる。 気が付けば、ページをめくっていた手がタイダイ。窓からの光がプリズムを通したようにガラス棚で分散されて虹を落としていた。なんだか良いことありそう。

青柳 徳郎 TOKURO AOYAGI

NEPENTHES クリエイティブ・ディレクター。1970年生まれ。東京都出身。1998年渡米。ニューヨークにてNEPENTHES AMERICA INC. に勤務。2007年帰国。同時にプレスルーム/クリエイティブオフィス NEPENTHES SSP.を構える