Director's Note

by TOKURO AOYAGI

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2019.07.16

メッシュ

超軽量な完全防水ジャケットが欲しいと思っていた最中、渡りに船で届いた『GO OUT』最新号。何か載ってないかなと気楽にパラパラと眺めていたのも束の間、すぐに「おっ」「おおっ!」「うわぉ!!」と狂喜乱舞の三段活用。 これらは「夏フェスファッションのリアルスタイル、現場レポート‼︎」と題した同号のスナップページから。各地のフェスで撮影したというフェスフリークの多くが、〈SOUTH2 WEST8〉のメッシュブッシュを始めとするアイテムを素敵に楽しんでいてくれたのだ。こういうのが服屋の醍醐味。皆さんかっこいい。釣りというジャンルを飛び越えた〈SOUTH2 WEST8〉の今後がとても楽しみになってきた。

フェスと言えば、来週末のフジロックを前にウキウキしてる人も多いはず。お馴染みの岡部文彦や本間良二の連載もあるし、偶然にもこの号では現在ネペンテス系列でポップアップツアー開催中のTACOMA FUJI RECORDSの特集もあったり。フェスに行く人も行かない人も、何しろ発売中の『GO OUT』は必読の一冊です。

本家〈SOUTH2 WEST8〉のお膝元北海道では、メッシュブッシュCAMPなる集いが開催中(INSTAGRAM #meshbushcamp)。これがまた楽しそう。若いって素晴らしい。この業界では「一度着たら手放せない」とはよく言うが、このメッシュブッシュシリーズこそ、その謳い文句に相応しいプロダクト。これはもはや発明と言いたい。 NEPENTHESのプレス嬢ミポリンの髪も、休み明けからメッシュに。ナイスカラー。ちょっとやってみたい。

青柳 徳郎 TOKURO AOYAGI

NEPENTHES クリエイティブ・ディレクター。1970年生まれ。東京都出身。1998年渡米。ニューヨークにてNEPENTHES AMERICA INC. に勤務。2007年帰国。同時にプレスルーム/クリエイティブオフィス NEPENTHES SSP.を構える